先日投稿しました球磨村復興支援の件、皆様から寄託頂いた義援金を現地に直接届けることを検討していましたが、残念ながら今回は見送ることといたしました。
台風10号の影響は、幸い、あまりなかったようですが、球磨村役場の方からもお話を伺い、コロナの感染拡大リスクを考え、判断いたしました。義援金は、あまり遅くならないよう、明日にでも口座振り込みでお届けするとともに、メールにて皆様のお名前、メッセージを球磨村にお送りしたいと思います。義援金を寄託していただいた皆様には直接お届けすることが出来ず、大変申し訳ありませんが、被災地でいまだ大変な生活を強いられている球磨村の皆様のことを考えると、若干でも不安の残る以上は送金の方が良いのかもしれません。
尚、協力頂いた皆様お一人お一人あてに領収書を発行していただくことにしていますが、ちょっと時間がかかりそうです。寄付控除を受けるための確定申告には間に合うよう、年内には発行されるとのことですので、一旦私の所に送付してもらい、改めて皆様にご連絡致します。
今回訪問を予定していたのは明後日、9月11日ですが、実は、私が球磨村を始めて訪問したのも、ちょうど10年前の9月11日でした。写真は以前にも投稿しましたが、球磨村や人吉の美しく平和な情景がとても心に残りました。
熊本自体を訪れたのも、その年の5月、病に倒れた愛甲をお見舞いに行った時が初めてです。その時の写真は何となく投稿していなかったのですが、10年前を思い出し、改めて投稿します。
心配していた愛甲は、まだリハビリ中でしたが、思ったより元気でほっとした記憶があります。
(リハビリの成果か、9月の球磨村訪問の時は車を運転していろいろなところへ案内してくれました)
面会以外の時間で、熊本を色々巡りました。熊本市を見下ろす熊本城は美しく、威容を誇っていました。阿蘇山にも足を延ばし、阿蘇大橋も渡ったと思います。
その後、震災があって熊本城は被災し、阿蘇大橋は崩落してしまいました。そして今回の豪雨…10年で色々なことが変わってしまったなあ、と思います。それでも、時が経っても変わらないもの、再び立ち上がろうとしている人たち、新しく生まれくるものもあるはずです。コロナの状況を見て、近いうちに改めて熊本、球磨村を訪れ、愛甲のお墓参りとともにそんなことも確かめて来たいと思っています。
熊本地震がおこった1週間後に現地にバイクで入りました。
まだ余震がある状態で、被害のひどかった益城町のあたりも回りましたが、
グネグネに波を打ってる道路や、崩壊した家を見た時、
とてつもない衝撃だったのだと怖くなりました。
熊本県人として、被災状況がリアルなうちに見ておかなければ!
という思いだったのですが、
今回は、コロナが邪魔をして諦めていました。
ですが、谷口さんの球磨村訪問の話を聞いた時、
この厳しい状況の中、それでも行きたい!という強い気持ちが、そう決断させたんだ。
と思ったとき、私は我に返りました。
いろいろな状況をみて、今回は見合わせることになられたようですが、
9/24に人吉球磨村入りしてきます。
車を使い、人との接触を最低限にし、私の故郷を回ってきます。
誓史の家があった場所にも行ってきます。
知り合いにも誰にも会わずに帰省する。
そんな状況が来るなんて想像もしませんでしたが、
生まれて育った場所ですから、見ておかなければならない!
決断させてもらえて谷口さんには感謝です。