2018年晩秋、ポール・マッカートニーが来日することになり、11月8日、ポール初の名古屋公演が行われました。愛甲は最近のポールのコンサートには行っていませんでしたが、今回は愛甲も一時住んでいた名古屋(実際は近隣の一宮市ですが‥)ということもあり、一緒に行くことになりました。(席は別でしたが)
この時ポールは76歳。声はやや枯れていましたが、演奏は素晴らしく、この年齢でもまだまだ頑張っている姿を見られたのは感動的でした。愛甲も色々感慨があったのでしょう、翌2019年1月13日にFacebookにこう書きこんでいます。
「名古屋の夜 ぼくは、ポールに会ったのだった。しかも、東京ではなく、名古屋で。」
「名古屋では、色々嫌なこともあったりした。しかし、人間はいいことしか思い浮かばないようだ。名古屋が今は大好きだ。」
「しかし、ポールにあえるとは思わなかった。ひたすら2時間半ポールを体感した。辛かったがまだ生きてるよとポールに叫んでいる自分を感じたライブだった。」
終演後は、全国各地から駆け付けたビートルマニアの仲間たちとの打ち上げ。ただ、愛甲は疲れもあって来られず、皆さん残念がっていました。その代わり、翌日は2人でセッション。実はポールは愛甲がいたすぐ近くのホテルに泊まっていたのですが、セッションの前、朝2人で行ってみようとしたら、ポールは前日の公演終了後に日本を旅立っていたとのこと。残念。前日はファンが群がっていたのに一晩明けて閑散としたホテルの前を通り過ぎ、あえて取った、愛甲懐かしの一宮のスタジオに向かいました。ポールに届けとばかりに、2人でビートルズの「ゲット・バック」「ワン・アフター・909」「アイブ・ガット・ア・フィーリング」「アイ・フィール・ファイン」「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」「サムシング」など思いつくままに演奏しました。