2016年、愛甲は再び体調を崩してしまいました。その翌年の4月、僕は愛甲と再び旅をすることになりました。愛甲の体調がどうか、泊りで旅行出来るのか、心配はありましたが、愛甲自身もどこかに出掛けたかったようで、僕がまだ行ったことのない宮崎に行くことにしました。宮崎市では久々にセッションをしたのですが、たまたまライブハウスを練習用に貸してくれるところがあり、そこを借りました。いつか人前で演奏したい、と愛甲は言っていたので、その前哨戦のつもりで。愛甲はやはり体調は万全ではなかったものの、ホテルに置いてあった白バイの前でおどけたり、ライトアップではしゃいだり、彼らしい面を見せてくれました。翌日は青島神社や日南海岸、都井岬などを巡り、桜島経由でフェリーで鹿児島へ。あいにくの天気でしたが、それはどうでも良いことでした。愛甲と再びこうして旅をして、音楽を楽しむことが出来たことが、嬉しかったのです。
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誓史が倒れたと聞いて、福岡から熊本の入院先に駆け付けたのが2016/07/17
数十年ぶりの再会でした。
かなり心配してましたが、一人で歩く事が出来ていたのでほっとしたのを覚えています。
ただ、痰が呑み込めないという事で、喉を切開しており筆談での会話でした。
リハビリで徐々に会話も聞き取れるようにはなってきていましたが、
まだこの旅行の時期は、聞き取るのに苦労されたのではないでしょうか?