愛甲は体調も良くなり、また、松尾とのセッションが刺激になったのか、バンド演奏に対する意欲が再び高まっていました。そこで、今回の訪問で一緒に演奏しよう、となったのですが、玉名周辺でスタジオが見つからず、また、ギターとベース2人でドラムもいないため、洋楽カラオケに合わせて演奏することにしました。最近は歌だけではなく楽器のパートも抜いた「楽器カラオケ」というものがあるのです。最近はアンプやマルチエフェクターも小型で高性能なものが手ごろな値段で買えるため、我々は更にそうした機材を持ち込んで爆音でセッションしました。便利な時代になったものです。(お店に怒られなくて良かったと思いますが)この日のカラオケボックスは座敷で、何ともロックンロールっぽくはないのですが、お互いいい年なので、くつろぎながら演奏できて楽でよかったです。翌日は愛甲の提案で玉名からもそんなに遠くない、福岡県柳川市の北原白秋の記念館に行きました。愛甲は敬愛するギタリストで福岡出身の鮎川誠氏が北原白秋を好きなんですよ、とよく言っていました。こういう所に行こうというのも何とも愛甲らしいです。すぐ近くの水郷柳川も綺麗なところで、3月とはいえまだまだ寒く、どんよりした空も妙に風情があったのを憶えています。
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電話で詩を読むってこと、あった、あった。僕の時は自作の詩を読んでたな。こんな詩を作りましたって。豪快だけど繊細なとこありましたね。