1993年3月、私が大学卒業できなかった年度末、愛甲さんもまた大学に残りました(苦笑)。
それを記念してというわけではないですが、一度きりのライブ向けにバンドを結成しました。
バンド名は「Highway & Cows」。由来は何だったか忘れてしまいました。
メンバーは、愛甲さん大好きな後輩たち。
Voacal 引地さん(2年)
Drums 米原くん(3年)
Guitar、Key 石井くん(3年)
Guitar 舘(4年)
そしてBass、Vocal 愛甲さん(5年)
選曲は愛甲さんの好きな曲。そして一曲は愛甲さん作詞・作曲のオリジナル曲を演りました。
このたび、引地さんからその時の貴重な映像を提供していただいき、YouTubeにアップしました。
あらためて見てみると、愛甲さんらしさが溢れる映像で、懐かしさと悲しみでまた涙が出ます。
(ダイジェストをぜひご覧ください。また概要欄にあるリンクから全曲再生リストに飛ぶことができます。)
演奏はご覧いただくとして、見どころは曲間のMCです。
愛「ちょっと待って・・・歌詞が真っ白に・・」(だいじょうぶー?)
愛「おじょー、リラックス、リラックス」(お前がだー)
愛「ここから地獄の60年代連発いくから。俺が生まれたくらいの曲・・あ、生徒(※)にばれてしまった・・。」(ははは)
(※)学生時代、愛甲さんは塾講師のアルバイトを長くやっていました。当日は生徒さんも応援に来ていました。
他にも愛甲さんらしいMC(と周りの突っ込み)をたくさん再発見しました。
謎にテンパっていながらも、お客さんやメンバーに気遣いしながら進行する様子、愛甲さんの人柄があらわれていて本当にほっこりします。
愛甲さんは、ビートルズ一辺倒だった私に60年代、70年代の格好いいロック、シナロケやモッズ、ゴールデンカップスなど邦楽ロックの存在を教えてくれました。
今みたいにYoutubeでいくらでもレコメンドされるわけではありませんでしたので、新しい音楽との出会いは、ラジオ、雑誌などを頼りに自分で探索するか、誰かに教えてもらうかしかなかったわけでして、ビートルマニアの先輩や仲間たちからいろんな刺激を受けました。
中でも愛甲さんは独特の感性で「舘くんこれはどう思う」、「舘くんこれを聴け!」と積極的なレコメンド(主に深夜)をしてくれて、私の興味の幅を、ひいては少し大げさですが人生の幅を広げてくれたと感謝しています。
愛甲さんと最近発見した新しいバンドの話をしたいです。Abbey Roadのリミックスであーだこーだと(くだらない内容で)語り合いたいです。
石井(すまん、もう呼び捨て)
反応ありがとう。
そうだよね、先最近知ったばかりだと衝撃や悲しみもとても大きい状態かと思います。
自分もまだ、大雨が降ったり、何か自然災害的なニュースを見るたびに、愛甲さんのことが浮かんでくる。一生消えることはないかもしれません。
石井さーーーん!!本当にご無沙汰しています。
こちらのサイトを見つけてくださって嬉しいです。
このサイトも期間限定なので、もうすぐ見られなくなるのかなと思っていたところでした。
きっと愛甲さんが呼んでくださったんですね。
あれからもうすぐ1年、、、。 何度も悲しい気持ちを反芻すると同時に、記憶が今も私の細胞の中で大きな力を与え続けてくれていることを感じています。 コロナが落ち着いたら、皆さんとゆっくりお話したいなー。 ※せっかく愛甲さんにボーカルで誘ってもらったのに上手く歌えなかったことが、ずーっと心残りで、、、。この1年、自粛生活で暇だったこともあり、一人カラオケで歌の練習をしまくってました、、、。
石井どの
同期の米原です。もう何年もご無沙汰していますね。元気で居てくれましたか。
直接の連絡方法がなかったもので、知らせたりすることができず申し訳ありませんでした。
ここを見つけてくれてありがとう。
早いものでもうすぐ一年になります。
こんな世情なので、ほとんどの人がお墓参りにも行けていない状態ですが、このように写真や映像を集めて、少しでも愛甲さんのことを忘れないように、そして楽しかった思い出は共有しようと、多くの方々の協力でこのサイトができました。
こんなことがきっかけで良いのかどうか分からないですがもし差し支えなければ、メールアドレスやFacebookなどでまた連絡が取れるようになると有難いです。一部の奴ら以外なかなか同期みんなで会うことも少なくなってるけど、歳を取ってから愛甲さんが再び皆を呼び集めてくれたと思ってもいるので、学生時代の友人・知り合いとまた会う機会が増やせればなあ、などと願っています。
とにかく、ここを見つけてくれて本当にありがとう。
初めて投稿させて頂きます。
この「Highway & Cows」のメンバーだった石井と申します。
所用で昨年夏の九州の豪雨をネット検索していた所、偶然、熊本県の被災者氏名に愛甲さんのお名前を発見し、さらに検索を進めてこのサイトにたどり着きました。
学生時代にお世話になった愛甲さんが、一年近くも前にこのようなご不幸に逢われていたことに大変驚きました。
そして、悲しい気持ちで一杯です。
愛甲さんは、学生時代私がお世話になった「早稲田ビートルマニア」の先輩でした。
ビートルズが好きだったこと、また、ビートルズ以外では'60-'70年代のブリティッシュブルースやブリティッシュハードロックが好きだったことなど、愛甲さんは、音楽の話をしていて共感できる部分の非常に多い方でした。
いつもお話をするのがとても楽しかったです。
一緒に演奏する機会がなかなかありませんでしたが、学生時代の一番最後にこの「Highway & Cows」に誘って頂き、やっと念願が叶いました。
個々のメンバーに対する細やかな気配り、自分がやりたいことを言葉と行動でしっかり示す姿勢、個性豊かなメンバーを束ねる強いリーダーシップ、などなど、これぞバンドリーダーという愛甲さんの姿を見て、本当にすごい人だなあと思ったことを、今でも覚えています。
愛甲さんと同じステージに立ったのは、このバンドでのたった1回だけとなってしまいました。
もう共演の機会は永久にありません。残念です。
そして、貴重な思い出です。
改めて、偉大なる先輩、愛甲さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
静かに安らかに、などとは申しません。
ご存命中と同様に大好きな音楽を大音量で聴きながら、天国でも楽しくお過ごし下さいませ。
舘さん、皆の学年が1年違うような。
1993年ということは我々の卒業2週間前だったのではないでしょうか。
これは私も演奏以来、この夏に見るのが初めてでした。つまり27年ぶり!?
いつもビートルズばかり演奏していた我々が違うアーティストをやることができて新鮮でした。愛甲さんのテンションとリラックスが良い調和を見せていて、今見るととても良いバンドだったなあ、と思います。
後半「I'm A Man」という曲を演奏しています。Spencer Davis Groupの曲だから私の推しで入れてもらったのかもしれないですね。
ところでこのライブハウスは高円寺の「ペンギンハウス」だと思いますが、なんと今年の5月に閉店となっていました。
全ては美しい想い出となっていきますね。
館さん、編集やYouTubeアップありがとうございます!
愛甲さんのMC、それに反応する観客席の声がたくさん入っていて、あらためて愛されキャラを実感しますね。選曲もたしか全部愛甲さん?、一部の曲に日本語歌詞つけたのも愛甲さん。愛がこもったバンドでしたね。
私は大先輩のバンドにいきなり入れていただいて、練習中も終始緊張してましたが、愛甲さんと館さんが、いつも掛け合い漫才みたいな会話していてすごく面白かったなー。
全曲再生リストはこちらです。
<https://www.youtube.com/playlist?list=PLksc7-MlOxl4wr4XgsIXeChHjRpBioU2I>
ほんとに秘蔵映像ですね!
ご遺族の方 どんなに喜ばれることか。
「俺が生まれたくらいの曲・・あ、」のくだり、面白かったです。